×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
博士はそこに立っていた。ぶらりと下げられた腕は余裕の証なのか。
ただ、そこに立っているだけ。
そこっていうのは、コートの角っこ。ポールの根元。バレーやるのに邪魔にならない、本当にコートの隅っこ。
ただ、そこに立っているだけ。
つまり……博士は何もしていないわけで。
ここまで勝ち上がってきたのは博士の力は関係なく、博士のパートナーの力のみ。なんだかんだで結構な人数の改造人間がこの大会には参加している。
そして目の前にはフードをかぶった一人の……戦闘員?研究員?それとも改造人間?わかんないけど、フードをかぶった人物が一人たっていた。
いやがおうにも力がこもる。だって、それが意味することは、すべての相手を博士を除いた一人だけで倒して来たということなのだから――。
とり先輩にも緊張が走るのが見て取れた。
『そいつ』は少し浅黒い腕をこちらに突き出しボクを指差し言った。
―――――決着をつけよう―どちらがふさわしいのか―――――
確かに、そう言った。
はい、ここでOPテーマ流れます、と。
ただ、そこに立っているだけ。
そこっていうのは、コートの角っこ。ポールの根元。バレーやるのに邪魔にならない、本当にコートの隅っこ。
ただ、そこに立っているだけ。
つまり……博士は何もしていないわけで。
ここまで勝ち上がってきたのは博士の力は関係なく、博士のパートナーの力のみ。なんだかんだで結構な人数の改造人間がこの大会には参加している。
そして目の前にはフードをかぶった一人の……戦闘員?研究員?それとも改造人間?わかんないけど、フードをかぶった人物が一人たっていた。
いやがおうにも力がこもる。だって、それが意味することは、すべての相手を博士を除いた一人だけで倒して来たということなのだから――。
とり先輩にも緊張が走るのが見て取れた。
『そいつ』は少し浅黒い腕をこちらに突き出しボクを指差し言った。
―――――決着をつけよう―どちらがふさわしいのか―――――
確かに、そう言った。
はい、ここでOPテーマ流れます、と。
「決着をつけるって……なにに?」
「さぁ?まぁ、わからないなら置いといて。 優勝狙うよ!!」
「……やっぱりとり先輩なんかキャラ違いません?」
「さぁ、試合開始だよ!!」
さぁ、そんなこんなあで始まりましたビーチバレー決勝戦!!
実況はわぁたくし、早田あらため杖……改がお送りしますぶるぁぁぁぁぁぁ!!!
さぁ、先行は博士チーム!!
フードの選手がボールを高々と舞い上げ、高々と……うわ、高……
おぉ?そして、そのボールに追いつかんかの勢いでジャンプした!!そして今、その右腕を、振り下ろしたぁぁぁぁぁ!!!
「んにゃああああああぁぁぁぁっぁっぁあ!!」
そして!!そのボールは、なんととりさん直撃!!
これは、ドクターストップですね、解説の佐古水さん!!
「そうだね、彼女も気を失ってしまっているし。あぁ、郷、諸星、北斗、写真はしっかりとっておくように。水着を念入りに!!」
『じーあいじー!!』
そしてぇ、攻撃権はまじれすちーむに移ります!!
「たぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
これは、オーソドックスなサーブだが、その左腕から放たれるサーブは最早、目にもとまらぬ速度を超え、目にも映らぬ速度でフードの選手を直撃!!……いや、これは防いだのか!?
し、しかしこれはマジレスチームにも一点が入ります!!おっと、今の一連の動作で、フードが、破れ、落ちたぁぁぁ!!素顔が、露わに……!!!
「え……」
「どうしたの?続きやろうよ」
そう言って投げ込んできた山なりのサーブ。そんな球にもボクは反応できなかった。だって……
「その顔……ボクと同じ?」
「私の名はまじかるれっさーぶらっくばーじょん!!通称ぶらっくまじれすばーじょん2!!
略して『ぶらばん』!!」
PR
この記事にコメントする